以前は重いトラウマ体験が解離性障害の原因とされていましたが、今では本人の心の葛藤などの生きづらさが影響することもある、ということがわかっています。
解離というと、とても大変なことに感じますが孤独や悲しい・辛い気持ちを押し殺して辛さや傷ついた心に蓋をし、無理して笑顔を作って日常をやり過ごすことも解離につながっていきます。
解離は連続体であり、解離の大きい解離性同一性障害から解離の小さい内在性の解離まであります。
解離や内在性の解離がおきている場合は、あまりにもつらく苦しい記憶や感情などを解離させ保管しているので、通常のカウンセリングやインナーチャイルドセラピーを含む心理セラピーでは、アクセスが難しく出てきてくれなかったり、それだけではなく自分を守るための力が発動し苦しみを感じたり、自分ごとのように感じられないような離人状態を感じ苦しみが増しやすく癒しがなかなか進みません。
PIBRでは、当時のあなたが背負うことが難しかった苦しい感情や感覚や記憶を持っている、とても深い部分の解離性インナーチャイルドや解離性の苦しみを持った人格さんやパートさんなどに安全に繋がりダイレクトに癒しを届けます。
解離した自分のその全ての存在は、あなたがこの世を生きぬくために自分を最優先に守り自分の一番の味方であり、あなたに対してとても愛情深く、様々な能力を持った賢く逞しく、とても素晴らしい自分たちです。
その全ての存在が役割を持ち、まるで家族のように協力し合っています。時に自分の中の自分たちが喧嘩をしている状態の時もありますが、どの存在もあなたを真剣に、そして大切に守っているからこそなのです。
統合が進むほど自分を大切にでき、自分を信頼でき、安心感が自分の軸に生まれ、パワフルに生きる力が戻ってきます。
そして視界が明るくなったり、味覚がはっきりしたり、今ここに存在している感覚を五感を通じて感じられるようになります。