自己犠牲しない生き方がわからない方へ

あなたは誰のために、何のために、自分を犠牲にしてきましたか?
守りたい大切な存在の為に自己犠牲をしてきたのかもしれませんね。

幼少期から続く自己犠牲

子供はみな、お母さんとお父さんや家族が大好きですね。
その大好きなお母さんやお父さん達が、

病気がちだったり笑顔が少なく、仕事や家事で忙しく心に余裕がないと、子供は自分を犠牲にしてでも家族を守ろうとします。
そうして、心と脳の成長期に自動的に学んだ事は、深く刻まれるので、大人になってから意識でかえようとしても難しいものだったりします。
なので幼少期など子供時代に身につけた自己犠牲は大人になってからも続きます。
また、自分ではそれが当たり前になっているため自分を犠牲にしている事さえ気づかない方も多くいらっしゃいます。

自己犠牲の人生だと、損ばかりするし悪意のある人に傷つけられることもあります。

存在していい安心感がないため追い求める

自己犠牲の生き方しかわからない方は、自分自身への評価や他人からの評価が絶対的な確信になっていないくて、自分の存在を認めてもらう為には頑張り続けなければいけないという、強迫観念が心の奥底にあることが多いです。
自分の存在をどうにかして誰かから認めてもらおうと、仕事も家事もしっかりやらないと気が済まなかったり、しっかりしたデキル自分でいなきゃと、自分に対して高過ぎる要求をして無理しがちになります。

「認めてもらうために」「存在意義を見出すために」まるで走り続けるように生きるしかなくなる…ということになりかねません。
このつらい状態だと自分を生きるための自分の人生にならず、満たされない心に苦しんでしまいます。

自分の素晴らしい能力に気づき自分のためにも使う

これまで誰かのために自分を犠牲にして、たくさん頑張り続けてきましたね。
そうして何度も苦難を乗り越えてきた自分を認めてあげられていますか?

今一度、振り返ってみましょう。
大切なお母さんやお父さんや兄弟、パートナーのために、とても辛抱強く精一杯頑張ってきた自分をしっかりと認めてあげましょうね。

あなたは誰かのために自分を犠牲にできる強さと優しさをもっているのですよ。
誰かのために、と想える大きな愛情をもっているのですよ。
まずはあなたの愛と強さや優しさを認めてあげてくださいね。
つらい生き方だったけれど、そのあなたの大切な部分は否定しないでほしいのです。

これだけ人のために頑張ってきたのだから、これからはこの愛と強さや優しさを自分にも向けてあげましょうね。

自分とのコミニケーション

そして今まで、自己犠牲が当たり前で生きてこられた方は自分の気持ちを無視しなければならなかった為に自分とのコミュニケーション不足になっています。
自分が何を感じ、どう考え、どんな行動をしたいか、何を選択したいか、自分の内側に意識を向ける癖をつけてみましょうね。
心と体の欲求に気がつくかもしれません。
今まで自己犠牲するために、抑圧してきた本当の欲求にきづいてあげましょうね。
自分の人生を生きるための、大きな一歩となります。