生き方がわからない 頑張り続けたあなたへ
生き抜くために頑張るしかなかった
今まで、生き抜くためにとても頑張り続けてきましたね。
もしかしたら、本当の自分を押し殺して、なんとか踏ん張り生きてこられたのかもしれませんね。
仕事も家事もしっかりやらないと許されない気がしたり、いつも何かを間違わないように気を張っていたり、ちゃんとデキる自分でいなきゃ、とっても頑張り続けてきたのではないでしょうか?
頑張らないと罪悪感
頑張らない時の自分の存在に引き目を感じ罪悪感を抱えていませんか?
もしかしたら「自分は無条件に存在しても良い」という感覚をつかめずに大人になってしまったのかもしれません。
そのため、存在しても良いと思える条件をなんとかクリアしようと頑張り続けるしかなかったのかもしれません。
そうした方の多くは、自分の存在に安心しづらく心の奥底に「自分を認めてほしい」という隠れた強い想いを抱えているため、自分の存在をどうにかして誰かから認めてもらおうと、自分に対して高すぎる要求をしがちになります。
それは強すぎる責任感や完璧主義となることもあり、心も体も病む原因になりやすいです。
頑張る生き方しかわからない
「頑張らなくてもいいよ」というメッセージを見聞きすることもあると思います。
ただ、「頑張らなくていい」と言われると、なぜか心が痛く苦しくなってしまう方もいらっしゃると思うのです。
今までの生き方を変えることに抵抗を感じ自分がダメになりそうでとてもこわく感じるのかもしれません。
私も、鬱で苦しんでいた時に「頑張りすぎだよ。休んでいいんだよ。頑張らなくていいよ。」と暖かいメッセージを伝えていただいたことがあるのですが、心が苦しくモヤモヤとしました。
私は頑張る生き方しか知らなかったので、頑張らずにどうやって生きていけばいいのか…頑張らずに生きることはどういうことなのか、わからなくて本当に混乱しました。
私の場合、「生きる=頑張り続けるしかない」「頑張ることをやめる=死ぬしかない」というビリーフ(思い込み・価値観)が心の奥底に潜んでいました。
過去を癒しもう必要なくなったビリーフを手放す
「自分は無条件に存在してもよい」という感覚を育めなかった過去の自分はどんな想いを抱えているでしょうか?
自分を押し殺して頑張らないと生きてこれなかった理由の背景にどんな想いを抱えた自分がいるでしょうか?
そのつらい想いを抱えながら生きてきたあなたはどれだけ一生懸命に頑張ってこられたでしょうか。
もしかしたら人とも関わり中で安定した安心感を持てなかったのではないでしょうか?
自分の存在にも安心感を持てずに不安を抱えてこられたのではないでしょうか?
このつらい中でずっとずっと安心を求めて頑張ってきましたね。まずは自分を労ってあげましょうね。
そして過去の傷を癒し、必要無くなったビリーフを手放していきましょうね。