自己効力感が高いと力が湧いてくる

自己効力感とは

自己効力感(じここうりょくかん) またはセルフ・エフィカシー(self-efficacy)とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること。

自己効力感が強いほど実際にその行動傾向にあり、
自己効力感を通して、人は自分の考えや、感情、行為をコントロールしています。

自己効力感が高いほど実際にその行動に移せる確率が上がります。

また自己効力感を通して人は自分の考えや、感情、行動をコントロールしていると言われています。
なので自己成長に役立ちます。

よく似た用語に、自尊感情がありますが自尊心は自分を信じていること、あるいは自分を信じているとの評価に対する感情を意味するのに対し、
自己効力感は自分に、ある目標を達成するための能力があるという認知のことをいいます。

自己効力感が低いと

自己効力感が低くなると「自分にはできっこない」という考えに囚われやすく、課題に対し大きなストレスを感じ、気持ちも行動も消極的になりやすく、また行動に移そうとせずに諦めてしまうことが多くあります。

自分の能力や可能性を信じることができにくいので、

「できる自信がない」「失敗がこわい」「劣等感」「どうせダメ」などのつらい想いにしばられてしまいます。

自己効力感が高まると

自己効力感が高まると

「自分の能力や力」を信じることができるので、初めてのことでも、積極的に行動することができるようになります。

また、困難を感じるような状況でも「自分なら乗り越えることができる」と自分をしんじることができ、状況を突破しようとするための行動に移すことができるようになます。

そして諦めないチカラも付くので、もし上手くいかなかったとしても失敗経験から学びを得て、その先を見る力やより良くしていく力も高くなります。

自己効力感は生きてく上でとても大切ですね。

仕事でも対人関係でも自己効力感があると、ないでは生きやすさに大きな違いがおきます。

是非、自己効力感を高めていきたいですね。

自己効力感を高めるには

自己効力感を高めるためには、小さなことでも、大きなことでも、今まで頑張ってきたこと、や、乗り越えてきたことを思い出しましょう。

人は自分には厳しくなりがちです。「そのくらいは当たり前のこと」と低い評価をせずに、その時頑張ってきた自分をしっかりと認めてあげましょう。

今までの自分を、しっかりと認めることができたら自分にとって少しだけチャレンジングである目標を立てて、計画し行動を起こしましょう。
そうして小さな成功体験を積み重ねていくことで、自己効力感が高まっていきます。

ただ、自己効力感を高めることができても常に一定の状態を保てるというわけではありません。それは心と体の状態と連動するためです。 

なので日常的に心と体の不調に気づけるように、心と体の声に耳を傾け、心と体のケアをしていくことが重要となります。